日本フードバンク連盟は、先日報道されました「転売禁止のお米のネット転売行為」について、大変遺憾で残念なことだと深く懸念しております。

当連盟にとってこのような行為は、フードバンク活動の基本的な理念や使命に反するものであり、今後の活動に大きな影響を及ぼします。

日本フードバンク連盟の目的は、食品の無駄を減らし、食品を必要とする人々に無償提供することです。無償で得た善意の寄付食品を転売することは、たとえ一部の消費者の行為だとしても、食支援活動全体への信頼性を失う、大変大きな出来事です。

日本フードバンク連盟及び認証団体では、このような転売行為が行われないよう、今後も食品の有意義な利用について、より一層取り組んでまいります。

今後とも、日本フードバンク連盟へのご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

※日本フードバンク連盟及び認証団体は、当連盟で管理するガイドラインに沿い、寄付食品企業等並びに食品利用者双方と寄付食品の転売禁止について書面での取り交わしを行い、日頃から転売行為に対しての対策を講じています。