公益財団法人 日本フードバンク連盟 Alliance of Japan Foodbanks

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活動報告

2019.12.30

連盟会議を開催しました

12月18日、名古屋にて連盟会議を開催致しました。
連盟認証団体から9団体、その他2団体の計11団体が参加し、活動の近況報告や、今後の取り組み、食品ロス削減法案についてなどを話し合いました。

どの団体も長年活動しており、参加した認証8団体での年間食品取扱量の合算は3,000トンを超えます(飲料含む)。法整備も含め、食品ロスへの社会的関心が高まりつつある事でフードバンク側はメリットもありますが、期限の近い食品等の再販ルートが食品ロス削減の名のもとでマーケットが広がり、食品を必要とする人たちが望むような食品の寄贈が減り、再販しにくい、または利用しにくい食品の寄贈が増えているなど、現場から見えてくる声が聞けました。

朝10時から会議をはじめ、食事を食べている間もずっと議論や意見交換を行い、17時の解散前にはセカンドハーベスト 名古屋を見学させていただきました。

倉庫の管理から、トレースのシステムまで、とても先進的に取り組まれており、視察した団体にとっても学びの多い時間となりました。

会議の中で何度も「早く行きたいなら一人で行け。遠くへ行きたいならみんなで行け」という海外のことわざが出ました。みんなで遠くに行くことは、誰か一人に残りの全員を背負わせて歩かせるのではなく、一緒に歩く仲間が一人一人、自分にできる範囲のことをみんなの為にやろうとする事で遠くまで行けるんだという事を改めて参加者で確認しました。

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