2018.6.9
国民民主党政調調査会の部会に参加
「食品ロスの削減の推進に関する法律案」について、国民民主党政調調査会の部会が議論するということでお声がけ頂き、当連盟も参加してきました。
フードバンク活動は食品ロスをどのように扱うのかという議論ではなく、まだ問題なく食べられる食品が食品ロスになってしまう前に、どのようにしてその食品を必要としている人たちに食べてもらえるかいう議論となります。
フードバンク活動への支援が盛り込まれている本法案は、多くのフードバンク団体が前向きに捉えている一方、当連盟の中には本法案が出来ることで「食品ロスを減らす視点からしかフードバンクの存在意義を認められなくなる」という懸念を持っている団体もあります。
ロジスティックスや税制優遇など、システムとして食品の寄贈が促進される事は素晴らしいと思いますが、子どもも含むたくさんの人々が日々十分な食料ですら食べられていない今の日本の現状を日々痛感している私たちにとっては”どのようにして、本当に食料が必要な人たちにより多くの食料を届けることができるか”という議論も、食品ロスの発生抑制の議論と同時並行で十分に進めていく必要があると感じています。