2016.9.30
学習会を開催いたしました(講師:稲葉剛 氏)
フードバンク活動は、食品の取り扱いや福祉課題など、他方面での学びが必要となります。
今回、スカイプを使い全国の加盟団体が参加できるよう企画したオンラインでの学習会では、国内の困窮者支援活動で活躍されている稲葉剛さんにご参加いただき、質疑応答形式にて、国内の福祉制度の課題や、制度を変えるための具体的な方法論とその効果などをおうかがいしました。
稲葉さんの取り組まれている住まいの問題はこれまでなかなか”開花”しない社会問題と言われてきましたが、近年、住宅セーフティネットとして社会の中で認識が広がってきています。日本における食のセーフティネットを築くためには、どのようなイシューレイズの方法があるのか、またその際に気をつけるべき関係者との関わり方など非常に大きな学びとなりました。
当団体は、これからも日本のフードバンク活動の発展に貢献できるよう、学習会や研修会などの開催を通じて、多くのフードバンク活動団体の学びの機会を設けていきたいと思います。